《キルトラボ》のカウンセリングって? アートセラピーって?
「心理カウンセリング」は、心の調子が思わしくない人や苦しみや混乱が深い場合や、精神医療による治療が必要と思われる方や病理を抱えた人のためだけのものではありません。
これからの人生をよりよく創造していくために自分自身を知ることや整理していく場合にも役立つことがたくさんあります。
人生には、ときに思いもよらない人との関わりやできごとが起こるのが常だったりしますが、それでも多くの人は生き続けていきます。
その人生プロセスで、「なにものにも変えられない自分」という存在が無条件に受け入れられるということは、実は意外に少ないのではないでしょうか。
心理セラピーやカウンセリング、コミュニケーションをサポートするトレーニングを受けた専門家に寄り添ってもらいつつ、新たな自身の歩みを拓いていくことは、貴重な体験になるでしょう。
また、家族や友人、同僚などの身近な関係では気づかなかった自分の新たな側面を知ることのできる機会になるかもしれません。
ところで、「カウンセリング」というと、主に言葉(意識レベル)の対話が基本です。
言葉の影響というのは、自覚している以上に大きいときがあり、思わぬ言葉が相手を傷つけたり、受けとった言葉が過去の記憶につながって傷ついたり、といったことが間々あります。
そんな経験が多くかさなると、人は言葉を語らないようになることがあります。
自分自身のことは話せないけれど、人の言葉を借りて日々をやりすごす……なんていうこともあるでしょう(これは昔のワタシでもあります)。
いずれにしても、それらは「傷ついた自分」を護るための行為。
それ自体は一方的に責められるものではありません。
ただ、「傷ついた自分」のまま明日も明後日も来週も来年もすごしていくことは、苦しいように思います。
なんというか、希望を感じられないまま自分の人生を重ねるというような状態でしょうか。
そんな人生を、少なくとも私は将来にわたって歩みたくありません。
ならばまず、“そのままの自分”をしっかり受け止めてもらい、自身を許し、癒すこと。
そして、次の一歩を踏みだすための力を育むこと。
けれど、やっぱり「言葉」(意識レベルのやりとり)だけではキツイ……。
「言葉だけ」ではうまく気持ちを表現できない、伝えられない……。
などと感じることもあるかもしれません。
そんなとき「言葉以外」で自分をあらわすことができたらどうでしょう?
自分自身を上手に表現できる方法が「言葉」以外にあったとしたら……。
しかしそれをまだ自分で気づいていなかったら……。
もし、気づくチャンスがあるのなら、そのチャンスを手にすることで、今までと違う自分が現れるかもしれない。
そんな想いを感じておられる方に、言葉以外のアプローチで潜在意識レベルまで含めて援助する方法(心理療法)がいくつかあります。
そのひとつが「アートセラピー」です。
アートセラピーと言っても、その種類はさまざまです。
既に関心ある方は、インターネットやいろんな情報網を通じてご存知かと思います。
しかも、日々新しい手法や概念が増えている昨今。
一概にコレがアートセラピーです!と断言できない現状もあります。
《キルトラボ》が主に用いているのは「表現アートセラピー」です。
表現アートセラピーは、人のさまざまな表現方法を用いてゆきます。
たとえば、アートというと、一般に「絵画」「絵を描く」というイメージが大きいと思いますが、表現アートではそれに限りません。
粘土やさまざまな紙類、素材をミックスして表現したり、「今の気持ち」を身体表現やダンス/ムーブメントであらわしたり、自分以外の人・動物・物などに即興でなりきって役割演技してみたり、声や音・楽器で今の気分を奏でてみたり、グループでセッションしてみたり……。
それらの体験を、文字すなわち言葉で整理してく過程も含まれます。
【表現アートセラピーとは】を読む
言葉以外のいろんな表現体験を最終的に言葉に起こしていくプロセスは、人のもつさまざま感覚を多方向から刺激してくれるため、より深く自分自身を理解する強力なツールになります。
つまり、自分自身の中に、自分自身をより理解する要素がすでに備わっている、ということです!
それらを、無理なく引き出す援助をしたり、抱えてきた問題を解放し抱えられるように、あるいは自分の良質な力に変えていけるようにお手伝いをするのがアートセラピストの「しごと」です。
《キルトラボ》では……
自分自身の中にある迷いや悩みについて上手く言葉にできなかったり、明確に伝えられずモヤモヤとして苦しさが続くなどの時に、言葉はもちろんアートや色んな表現方法を訪れた方の特性に合わせつつアプローチしていきます。
基本はまず充分にお話を聴き、ご本人が何を望んでいるかを明らかにし、どのように段階だてて回復や問題解決につなげていくかサポートします(カウンセリング)。
そして必要と思われるセラピー手法(表現アート/アートセラピーを初め各種心理セラピー手法)を用いて、分析や一方的なアドバイスではなく、ご自身が内側に秘めた力を発揮できるようにお手伝いいたします(セラピー)。
これらのアートワークや気持ちのやり取りをとおして、最終的に言語に落とし込んでゆき、日常へつなげていくところまで援助します。
これらのセッションプロセスは、時に懐かしい“遊び”であったり、心身の奥から温かさを取り戻せる、貴重な体験になることでしょう。
この先どういう選択をしたらいいのか迷っている……。
どうすれば問題解法/解決できるのか分からず困っている……。
など、
不安や迷いをスッキリさせたい時や、
これからの人生をイキイキと生きたい方へ、
《キルトラボ》のアートセラピー&カウンセリングをおすすめします☆
■ 個人セッションのご案内 ■ http://qlab-artstherapy.net/session_main/
