いきなり仰々しいタイトル名で始まりましたが、内容は、もう少しカジュアルです♪
本日は、過去記事のご紹介です。
なにはともあれ、まずは読んでいただきましょう。
*以下は2013年2月の記録を別ブログより転載しています。
▽——— 転載ここから —————*
表現アート プチ体験 in 名古屋
《体験者レポート その2》
2月半ば、名古屋のサードプレイス「カフェコスモス」さんのワンコイン開放デーに行ってきました。
ラウンジの一角を利用させていただき、プチ表現アート体験の場を設えてみました。
そこで 体験してくださったお二人の体験レポート・感想を、こちら にも掲載させていただきました。
と、つい先日、またもやステキな体験レポートを送ってくださった方が!
実際の体験者は、お子様。なんと2歳のお坊ちゃん♪です。
私の記憶が確かなら(?)初の2歳児とのセッション( ´ ▽ ` )ノ
さらにステキだったのは、お子さんと一緒にパパも体験(体感)くださったこと。
パパのおひざに乗ったお子さんは、みるみるうちにアーティスト☆
お子さんに、目の前にあった木片をパラパラと提供させてもらったところ、
あれよあれよとすごい熱中度でワークされているではありませんか。
その集中力にもいたく感動した私でした。。
その一連の体験から感じられたことを、同席されたパパさんが感想レポートに……。
いや、壮大な「ストーリー/物語」にされて、送ってくださいました!
感動100倍~~。
では、許可をいただきましてここに掲載させていただきます。
お子さんのいらっしゃるパパはもちろん、ママさんも、
独身の男性さん、女性さんも、必見です!
▽——— ここからご感想 —————*
◎ テツロ―さん ☆ 感じたこと/体験しての感想
『タイムマシンに乗ってみませんか?』
先日、2歳の息子と表現アートの体験をしました!
最初は2歳の息子にこんなこと出来るんかいな…?
とちょっと不安な気持ちでした・・・
しかし、始めてみると、そんな不安は不要な心配でした!
何のことはない普段通り、素材を使い、遊び始めたのです!
しかも、
大人では発想しないであろう遊びで・・・
なんと薄っぺらい木片を積んで、
積み木の要領で色々と創り出しているではありませんか!?息子の真剣な眼差しでアートに挑戦する姿を観ると、こちらまで嬉しい気分になります。
そんな中、気に入った形が出来上がったのか、
制作の手が止まり、木片の積み木を左右に動かして遊び始めました・・・
息子が叫びます・・・『ふね~!』
その瞬間、自分の目の前にも息子が観ているであろうイメージの世界が出現しました。
教室は碧い大海原に変わり、水面に煌めく太陽・・・
どこまでもブルーな海と入道雲の空・・・
さざ波の音・・・
そんな中を大航海に進む木の船です。
私は息子の自由に創造するエネルギーに触れ、
自分も息子の頃にはこんな風に遊んでいたのだなぁ・・・と、
私自身がタイムマシンに乗って、幼き日の自分に会いに行ったのです。それと同時に親にさせてもらったことへの感謝。
自分がここに居ることへの両親への感謝の念を抱きました。
そして、この遊びに夢中になる姿そのものが
アートの原点なのだと気付かされました!
あなたも親子で表現アートを体験し、
自分の内側にある宇宙を体感してみませんか?
いかがですか。
まるで目の前で今アートワークがなされているかのような臨場感?!
そして「表現アート体感してみませんか」とおすすめコメントまで!(笑)
ありがたや~~~(-人-)
ちなみに。
パパ@テツローさんが、お子さんのご様子をご覧になってるときの印象は、失礼ながら、 少しとらえどころの無い印象を持っておりました。
息子さんの創作活動を見てなにを感じておられるのだろう~?
ただ、時おり、お子さんの想像を越える素材の用い方や扱い方に、私も一緒になって驚いたり、声かけもされていらっしゃったので、いろ~んなことを感じて見守っておられるのだろうとも思いました。
なにより、お子を見守る彼のほほえみが、ソレをあらわしていました。
(許可いただいて掲載しております)@201303
そして、送ってくださったこの壮大なジャーナル!
まるでこれは、お子さんとパパとの「共同表現アート」ではないですか!
(かなり興奮ぎみ;)
表現アートセラピーでは、作品や自分の身体や音を使った表現をしたあとに、
「ライティング」といって、体験を言葉や物語にして自身のなかへ落としこむワークをすることがたびたびあります。
ちがった表現方法を組み合わせておこなうのが「表現アート」のおもしろさ。
この“おもしろさ”については、また次の機会にお伝えするとして……。
テツロ―さんから送っていただいた“ジャーナル”を読ませていただくうち、不思議な感覚がわいてきました。
言ってみれば今回は、2歳児の作品とパパのライティングという、2人で創りあげた表現アートの世界のように思えてきたのですね。
日ごろからなじんでいるようで、意外と触れる機会のない表現アートの体験が、人の創造性を想像以上に拡げてくれる力があることを、あたらめて実感。
そして、年齢を問わず楽しんでいただけることを、たくさん実感できた今回の体験でした。
テツローさん、息子ちゃん。本当にありがとうございました!感謝(-人-)
またの機会に一緒に遊びましょう♪
*「カフェコスモス」とは……
名古屋市 伏見駅近くにある、“サードプレイス”。サードプレイスとは、自宅(ファーストプレイス)でもない、職場(セカンドプレイス)でもない、第3の居場所(サードプレイス)。
△——— 転載ここまで —————*
以上は2013年の記録で、かれこれ5年前の記事でございました。
読みなおしたら、わたくしの口調(文調?)が興奮ぎみだったり、余計なお世話的な部分があったりで、なんだか恥ずかしい。
ともあれ、なにかしらの刺激や気づきに繋げていただけたら幸いです。
そしてその節は“テツローさんと息子ちゃん”ありがとうございました!
さいきん、過去記事を整理している最中で、こんな感じの愛しい記録(!)がチラホラ出てまいります。
この前の年2012年は、他機関で関わっていた活動と別に、わたしが個人で独立して表現アートの体験の場/アートセラピー活動を始めた元年でした。
前後数年間のできごとは、わたしの人生を大きく震わせるものになったのですが……この辺のことは、いつかお話できるような機会がありましたらお話しましょう。
閑話休題ー。
で。
またひとつご提案したいことが出てきました。
最近、なにかと新しい企画を立ち上げまくって、大丈夫なのか?!ちゃんとやってんのか? とツッコミどころもあったりなかったりですけれど、やるんです。やってるんです。
今回この流れでご提案したいことは、
「ファミリーアートセラピー」です。
“セラピー”としてではなくとも、
お子さま と ママ/パパ/お子さんといつもご一緒されてる保護者さん
等をひとつのグループとして表現する場があるとよいと思いませんか?
……ん? かおりんオバちゃん、何をいまさら言うてますの?
既にそういうイベント等をあちこちの地域でやってますよー!
というお声が四方八方から(少しだけ)聞こえてきました。
はい。存じてます。
わたしは子どもがいないので実際の場には入れないのですが(支援やスタッフ側として入ることはあります)
家族ぐるみで表現活動ができる場所や機会が増えていることは、いろんな媒体からの情報で知ることができています。
今回、キルトラボでご提案したいなぁと思っている「ファミリーアート(仮)」は
一組ごとの体験です。
1回のセッションにつき、1組(または少数)の家族単位でやる
という形です。
カウンセリングや心理療法に関わる周辺の方は「家族療法」に近い形なのかな? と思われたかもしれませんね。
そうですね。近い形です。
ただ、「セラピー(療法)」となると、家族間に『何か問題がある』ということが前提となることが多いと思います。
けれど「家族間で抱えている問題」について積極的に取り組もうというご家族は多くありません。
要因はさまざまと思いますが、
1つには、従来の「家族モデル」が根強く引き継がれていて、新しいスタイルで家族づくりをしようというご夫婦が現れにくい背景もあるでしょう。
一方で、古来からの「家族」概念に囚われない発想で家族を築いている人たちも増えています。
このタイプの方々は、比較的「問題解決」の方法やアイディアを、ご夫婦・家族間で共有されていることが多い印象があります。
つまり、専門的な援助を必要としないレベルになっています。
対人援助を「仕事」としている人間からすれば、必要とされないことは商売上がったりですが(苦笑)
わたし個人的には、「ファミリー」というひとつのシステム(構造)が閉ざされたものではなく、創造性を持って開かれてゆくことは喜ばしいことだと思っています。
なんなら対人援助職がこの世に必要ないくらい、人と人との関わりが健康的になれたら良いと思っているタカヤマです。
話がまた少し飛びましたが、
そんなわけで。この「ファミリーアート(仮)」のご提案に関しては、
家族間の問題があってもなくてもOKなのです。
たとえば……
《単身赴任のパパが2ヶ月ぶりに自宅に帰ってくる》
家族でどこか遊びに行こうかー。
どこ行く? どこも混んでるよねー。疲れるねー。子どもはグズるしねえ。。
などとのいうときなどにも活用していただけるもの(を想定しています)です。
じゃあ、キルトラボの「ファミリーアート(仮)」に遊びいく?
え? ファミ○ーマート?
ちがうー!「ファミリーアート(仮)!」
(謝謝)
てな具合です。
(ただしご活用は事前予約いただきますスミマセン)
いかがでしょうか?
こういう、フラッと気軽に利用できる表現の場、どうでしょうか?
小さなお子さんのいらっしゃるご家族、ママさん・パパさん〜
お声をお聞かせくださいませ。
もう少し密な内容のご提案と問いかけは、次回に続く……。